018110 ランダム
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モノしろ の 「し」

モノしろ の 「し」

刀の彼方

モノしろ 刀の彼方~カタナのカナタ~


じょうろ子「ついに・・・・私の時代が来たのですね。」

優明「別にお前が主役でも活躍するとは限らんぞ。俺とかいるしな。」

紗代菜「紗代もいるよ??」

白丸「俺もいるし」

のて「なるほど、初期メンバーはこの五人ですちね。」

優明「いきなり刀の彼方だとかいう寒いシャレから始まってしまったな今回・・・。そして、じょうろ子が主役・・・。じょうろ子が主役ということは・・・?
わかっているだろう、下ネタがいつもよりもさらに多くなるということだ。心してくれ・・・。」

じょうろ子「改行までして、一体誰に何を説いているのですか・・・。いい加減私でも怒りますよ・・・。」

白丸「突然で困惑しているんだが、俺達は『刀』を探して旅をしているんだよな?なんでだ?刀を探さないとダメなのか?」

のて「ダメなんですち。この世界は、モノ世界でもなく、モノしろの世界でもない、別のもうひとつの世界ですち。・・・うわっのてなんかカッコイイこと言っているですち!惚れないでくださいですち・・・。名前を付けるなら・・・。「彼方の世界」とでも言っておくですち。」

じょうろ子「 世界の彼方なら良いですが、彼方の世界って文法的に合っているんでしょうか? 」

優明「どうでもいいだろ。で、この世界は一体なんなんだ?江戸時代みたいな・・・。」

じょうろ子「それは私にもわかりません。私にだってなんにもわからないのです・・・。ただ、いつのまにか私達全員がこの世界に飲み込まれてしまい、元の世界に戻れなくなっているということは事実です。あと、この世界で死ねば元の世界に戻れなくなることも事実です。そしてこの世界では元の世界での理屈が全く通用しません。だからといって悪いことばかりではなく、私達も特殊能力を得ることができています。そして私達を刀に到達させないために、刺客がやってきます。彼らは現実世界にもいる人やモノたちです。この世界を作り出した人物に操られているわけです。さらに、伝説の・・・」

優明「・・・全然わかっているじゃねぇか。ていうか今回は説明的なセリフがめちゃくちゃ多そうだな・・・。読む人はかわいそうに。」

紗代菜「ユウ君ユウ君、江戸時代っぽいし、紗代、お紗代って名前にした方がいいかなぁ!?」

優明「別にいいよ!!別に時代劇じゃないんだよここは。ギャルゲーにはあるといろいろ不都合だからって携帯電話は無い世界みたいだけどけしてここは昔ってわけじゃあないんだ!!」

じょうろ子「優明さん落ち着いてください。まだ1ページも消費してませんよ。それなのにそんなにたくさん『!』(イクスクラメィションマーク)をつけて。そのテンションじゃ持ちませんよ?」

優明「お前が一番心配だよう!俺の体力を一番削りそうなんだ!!」

お紗代「いくすくらめ・・・いしょん??」

優明「おいおいちょっと待って!!お、お紗代になってるーー!!!なんかオバアサンっぽいからやだ!!紗代菜はまだピチピチでしょうが!」

のて「優明、『ピチピチ』とか、一体いつの時代の人間なんですち・・・。」

白丸「魏晋南北朝時代あたりか?」

のて「せめてボケるなら大正とか明治あたりにして欲しいですち・・・。ちなみに昭和ですち。」

じょうろ子「私が探している刀は、名刀『君望(きみのぞ)』。この刀に触れれば、こんなわけのわからない世界からもおさらばできるって寸法です。わかりましたか?白丸。」

白丸「うん!」

優明「なんで俺が聞いたのに白丸に説明してんだよ!後白丸なんで幼児退行してんだよ!」

白丸「優明おにいちゃ~~ん。」

優明「あああやめてくれ!!これ以上俺を疲れさせないでくれええでも、イイ~~~。(お兄ちゃんという響きが)」

のて「筋金入りの変態ですち・・・。」

じょうろ子「では、私達の武器を確認しましょう。私は、名刀時雨桜(しぐれざくら)。高井家に伝わる由緒正しき名刀です。作った人の名前は確か・・・・」

優明「その先は言わないで!!落ちそこでもうすでに分かっちゃったから!!てか高井家に伝わる由緒正しき・・・ってとこ無視かよ!!高井家全く関係無い人が作っちゃったよ!」

じょうろ子「なんです、優明さんそんなにあわてて。そういう優明さんはどんな武器をお持ちなのですか?まさか・・・パンツをずらしてニヤリ。これが俺の武器、さ。フッ・・・。とか言うのでは・・・。」

優明「そんな変態なことするつもりねぇよ!!フッ・・・って何気取ってんの!?ええと、俺は・・・。銃刀法違反が怖いので武器は持ってない。」

紗代菜「そうだよね!捕まっちゃうもんね。武器なんて持つわけないよね!!危ないもん。紗代は平和が一番だと思ってるよ!武器の無い平和な世の中に一刻も早くなって欲しい!!人間で武器を持ってる人にいい人はいないよ!!そんな人、最低だよっ!」

そう言って紗代菜は懐から黒光りする大きな拳銃(リボルバー)を取り出した。

優明「・・・・・・・・・。そ、それは・・・・?」

紗代菜「ん?これぇ??えへへー、気になる?これ、私の武器!!カノン!って言うらしいんだけど・・・。」

優明「そんなものどこで手に入れたんだ・・・・。ていうか・・・。いや、まぁいいや・・・。」

紗代菜「色んな国を旅してたら一人の旅人にもらったんだぁ~。確か名前はイエスタディさん!だったような・・・・。」

のて「一体いつ色んな国を渡り歩いたんですち・・・。イエスタディ・・・?・・昨日・・・・キノー・・・キノ・・・・?・・・シャレしか思いつかないんですち・・・?まぁ、なんでもいいですち。」

じょうろ子「・・・白丸は?」

白丸「はい女王様!私めはこのiPod用スピーカーでございます!これで音を拡張して敵の鼓膜を破ってやるぜ!グヘヘ」

じょうろ子「それはすばらしい。時に白丸、BGMはありますか?」

白丸「なんなりとお申し付けください!なんでも取り揃えております」

じょうろ子「じゃあ、『桜』・・・。」

優明「曲選択一番困る題名デターーー!!桜ってもすげえ色々あるだろ・・・・。ケツメイシとかコブクロとかのりやまのりたろうとか。。。」

のて「なんでちかそのふりかけみたいなアーティストは?」

じょうろ子「もちろん『高野善通』の桜ですよ。」

優明「誰そのマイナーな歌手!!しらねぇよ!!?」

白丸「もちろんありますよ。今から再生します。」

優明「もちろんあるのかよ!!俺は入れた覚えねぇぞ!!!ていうかお前なんかじょうろ子への言葉遣いおかし・・・はっ!?これ演歌じゃん!どこの桜よ!??」

紗代菜「演歌でええんか?」

のて「じょうろ子は演歌が大好きなのですち。」

優明「そうだったのか。。」

じょうろ子「そうでもないです。」

優明「どっちを信じればいいんだ。まぁ何よりも俺が安心してるのは思ったより下ネタが少ないところだ・・・。今のところひとつしか出てない。」

じょうろ子「失礼な事言わないでください。まるで私が破廉恥なことをいつも言っているような言い方じゃありませんか。優明さんの糞野郎。何億ものおたまじゃくしの中からただ一人選ばれたからって調子に乗らないでください。」

優明「言ってるだろ。おたまじゃくしとかギリギリだよすでに。何その生命の神秘は・・・。なんか俺生きていることがすばらしいことなんじゃないかって思えたじゃないか。」

紗代菜「おたまじゃくしって、なんのこと?ユウ君は蛙なの??」

のて「確か紗代菜は生物のテスト100点でちたよね・・・。その知識無しで100点とれるでちか・・・・?変ですち。怪しいですち。本当は知っている気がするですち。」

紗代菜「・・・・。あははははは??何言ってるののてちゃん、ちょっと黙らないと大変なことになるよ?それはとりようによっては私がまるで天然のかわいいお馬鹿っ子を演技でやっている、みたいなことになっちゃうでしょ?私が?そんなわけないじゃない、やめてよ~?あははは・・・・!」

のて「さ、紗代菜ちん一人称が私になってるですち・・・・。ちょ、ちょっと怖いですち・・・。」

紗代菜「あう。私は、紗代、紗代は、紗代・・・。紗代は、紗代・・・。はぁ、はぁ。あ、なんでもないよ、ちょっと興奮しちゃっただけ。」

優明「こっちの世界でも鬱シナリオの欠片持ち込むなぁああああ!!俺はそういうの抜きでやりたいんだよぉ!おk???」

白丸「分かったよ。今回はギャグばかりでいくことにするよ。」

のて「白丸がこの小説書いてるみたいに言わないで欲しいですち。どうでもいいけど話がいっこうに進まないですち。早く敵と出会おうですち・・・。」

じょうろ子「のての武器は?」

のて「まだその話だったんですち!!??ええと、のての武器は、この万年筆、『向日葵(ひまわり)』ですち。この車輪の模様がイカスでち。そして少女であるのてが持つことにより効果を発揮するですち。この万年筆は正直すっごい魔力を持っているですち。このみんなの中で一番すごいですち。へへーんですち。どうでちか?のてを褒め称えるがいいですち!!」

優明「いいから能力を言えよ。」

のて「ムカ・・・、優明め、覚えていろでち・・・。この万年筆でのてのノートに名前を書かれたものは、死ぬ・・・!」

優明「最強じゃねぇか!!」

のて「死ぬ・・・・わけがないですち。優明騙されたでち。愚か者でち。ギャグがわからない大馬鹿ですち。アホでち。ちっちっちざまぁみろでち。」

紗代菜「ユウ君、紗代でも冗談だってわかったよ?」

白丸「俺もだ・・・。優明って結構馬鹿なんだな。」

じょうろ子「馬鹿の極みですち。」

優明「ウボアアアアア!じょうろ子ォ!のての真似すんなぁ!!のても笑い方『ちっちっち』かよ!!てめぇらよってたかって俺をいじめるのはやめろぉ!!この中で貴重な突っ込み役をこんな目に合わせて平気だと思っているの!?」

のて「優明なんていなくてものてが突っ込み役できるでち。優明なんて全然いらないんですち。ゴミですち。」

白丸「ボケが多いモノしろで突っ込み役と言う貴重なのてという人材(モノ材?)を初期メンバーに入れた作者の判断は素晴らしいな。」

優明「自画自賛するなよ。ていうか適当に決めたらたまたまそうだっただけじゃねぇか。」

のて「君たち君たち、作者視点で会話するのはやめるでち・・・。こほん、さて、この向日葵の能力を説明するでち。この向日葵には『義務』を相手に負わせる能力があるでち。のてが向日葵でのてNOTEに字を書こうとすると、ランダムに選ばれた『義務』が書かれ、戦っている人はその『義務』に従わなければいけなくなるでち。だから例えば、『優明が裸で戦わなければならない義務』とでれば、優明は裸で戦わなければならないのでち。」(その光景を想像するのて。)

優明「例がひどすぎるぞ・・・。」

白丸「なるほど。つまり、その義務とやらは、相手にも負わせるが同時に味方もその『義務』という足枷の中で戦わないとならないってことだな。」

紗代菜「ふにゃー、どういうことなんだか紗代にはよくわからないよぉ。」

じょうろ子「ものすごい能力ですね。うまくいけば相手の特殊能力を封じられるかもしれない・・・。」

のて「残念ながら、それはないですち。実はこの『義務』は、必ず相手に有利なように働くですち。だから相手に特殊能力があれば、それが生かされる義務になる可能性がきわめて高いですち。ただし、のてたちが勝てる方法が必ず用意されているでち。それは100%なのでち。つまり、それを見つけることができれば、本来なら絶対に勝てないような戦いでも勝つことができてしまうように世界を変えることができるというわけなのですち。」

じょうろ子「なるほど・・・。義務をどう扱えばいいか考えるのが先決というわけですね・・・。相手が有利になるからといって必ず勝てる方法があるように運命を変えてしまうなんて・・・。その万年筆向日葵は利用価値があります。それに・・・・。そんな能力の万年筆ならこれから物語作るに当たって色々おもしろいことができそうですしね・・・。作者がうまく消化できるとは思えませんが・・・。」

優明「損して得とれみたいな感じか・・・。」

のて「もっといいことわざは無かったんですち?まぁ、しょうがないですちね。作者にそんな諺とか四字熟語での語彙を期待するのも荒唐無稽な話ですち。(合ってない)」

白丸「おい・・・。誰か来たぞ。」

シュバ!

紗代菜「痛っ!!」

優明「紗代!!」

紗代菜「痛い・・・手が切られてる・・・??」

じょうろ子「敵ですね・・・。今、銀色の刃物が見えました。この素早さからして・・・きゃ!?」

ズバ!

優明「(結構かわいい声出すな・・・。)今度は違う方向から!?奴はどれだけすごいスピードで動いているんだ!?」

じょうろ子「違います。素早く動いているのはありません。奴らは、二人なんです!」

優明「二人だって!?二人でペアなモノといえば、もう決まっているじゃないか!!」

???「フフフ・・・知ってんのか、あんた。なんで知ってるのかわからねぇが、てか本来知ってちゃいけないような気もするが、正体を見せてやるぜ。」

???「あら、お姉。正体はそう安々と明かすものではありませんよ??くすくす・・・。もうちょっと痛めつけてから正体を現すのがいいと思いますことよ・・・?」

はさみ妹「私達は、はさみ姉妹です!」

はさみ姉「いきなりお前正体明かしてんじゃねーーー!!!」

じょうろ子「はさみ姉妹?名前は無いのですか?」

姉「あいにく、名前がない設定にするとかワケワカラン事を俺の持ち主が言いやがってなぁ!!まぁ、そんなあいつのこと、俺は好きだぜ!んなこと言ってる場合か、お前ら、俺達の速さについてこられないんだろ?このまま殺されるぜ・・・。キシシシシ。」

のて「ふん!お前らのために義務を書いてやるでち!!ありがたくいただくでちよぉーー!!」

ぴっ(インクを付ける音)シャッ(万年筆を勢いよく振り上げる音)ザザザザ!!(義務を書く音!!)

のて「できたですちーー!!」

優明「何々・・・?『じょうろ子一人が、二人と戦う義務』・・・?っておい!俺達になんのメリットもねぇじゃねぇか!!」

白丸「頭の悪いやつだな、優明。じょうろ子一人が二人と戦う・・・、つまり、はさみ姉妹はじょうろ子以外の俺達のメンバーと戦うことを許されない。俺達はもう奴らに攻撃される心配は無くなったってことだ。」

優明「な、なるほど・・・。確かに、動きが多少なりに見えているようであるじょうろ子と違って、俺達ははさみ姉妹が攻撃する際全く目が追いつかない・・・。あのままでは先に俺達がやられていたかもな・・・。」

紗代菜「のてちゃん、すごーい!!」

のて「えへへ・・・。照れるですち(そんなメリットがあったとは・・・)。」

ズバ!

じょうろ子「くっ・・・・。」

姉「へへへ、一人で俺達二人に勝つなんざ不可能だぜ!!テメェラ全員でも楽勝だってのによぉ!!」

ズバ!

妹「お姉、こんなちまちま攻撃していると疲れますわ。私、早く家に帰ってテニプリが読みたいんですの。必殺技で一思いにやっつけてあげましょう?」

優明「必殺技・・・?」

じょうろ子「あなたたち!ズバズバ私を斬るのはやめてください!!ズバを斜線にするのがめんどくさいじゃないですか!!」

姉「なんの話だよ・・・。俺のこの名刀『琶弐琶弐(はにはに)』がお前の血を求めているのさ。モノだから血はでないか。はにはにの能力が、この素早さ特殊能力・タービン号!ただし、この刀は八月にしか使えない・・・。そこは不便なんだがな。」

優明「タービン号は久住なおきが乗っている自転車のことだよ。ちなみに八月って言うのは・・・」

紗代菜「ふうん。だれ?それ。」

妹「私の刀は、『夜明名(よあけな)』。必殺技をくらいなさい!いきますわ!!

まんまるキャベツ斬り!!!」

斬!!!

パシ!!

妹「な、なんですって!?」

白丸「じょうろ子が・・・、妹の刃をとめた!!」

じょうろ子「なんですかその作画がボロボロのどうしようもない必殺技は。DVDにしたときに大量修正すればいいや・・・という甘い考えが見え見えですよ??それ以前に、ゲームのブランドに泥を塗ったこと自体に反省しなければならないはずです。まぁ、ネタ性は十二分にあったかもしれませんが・・・・。あなた達、動きがワンパターンすぎます。百戦錬磨の私にそんな戦法は通用しませんよ?それに・・・。これでははさみじゃないじゃありませんか。はさみの刃と刃、ふたつではさみってものでしょう?さっさと合体して攻撃してきて良いですよ・・・?」

姉「ど、どんまい、妹ぉ・・・。く・・・。思ったより早く俺達の動きを見切ったな・・・。だが、俺達二人の合体技を攻略できるはずがない。ハッタリもいい加減にしろよな・・・。」

バッ!飛びのく姉。

妹「お姉、合体技は負担が大きすぎますわ・・・!彼女の挑発になんか乗らないでください!お姉、まずは琶弐琶弐の必殺技を食らわせるのですわ!」

姉「おおっと、そうだな・・・。こんなやつ、俺のアレ、で十分だ・・・。へっへっへ、危うく挑発に乗っちまうところだったぜ・・・。ありがとよ、妹・・・。」

妹「いえ、持ちつ持たれつですことよ。双子姉妹は二人でこそ姉妹なのですわ。」

白丸「おい優明、気づいているか・・・・!!!?さっきから妹の方は、『どどんまい』のポーズをしている・・・・ッ!!」

優明「いや気づいているけど、あれはなんの意味もねぇだろ・・・・。」

紗代菜「あんなの、キャベツじゃないよ・・・ボールだよ・・・。ハロだよ・・・。」

姉「キャベツネタはそこまでにしな!!食らえ!!必殺技、

マルパス!!」

どぉぉぉぉん 刀から煙が噴出し、じょうろ子を包む。

じょうろ子「こ・・・これは・・・っなんなの・・・!??」

姉「なんだかんだと言われたら」

妹「答えてあげるがー世の情け」

姉「世界の破壊を防ぐため」

妹「世界の平和を守るため」

姉「愛と真実の悪を貫く!」

妹「ラブリージャーキーな敵役(かたきやく)!」

のて「犬が大好物そうな敵役ですちね・・・。」

優明「正体バレてるからもういいよ・・・。お前ら名前無いんだろ・・・。そんなことより・・・・やばい!マルパス・・・!甲種と乙種があり、どちらとも必ず死に至る伝染病・・・!!かかれば体力の消耗も著しく、そのままの状態で戦うことはできないぞ!!」

紗代菜「あのう・・・ユウ君、なんで知ってるの?」

じょうろ子「あ・・・っ熱が・・・。眩暈も・・・く、苦しい・・・。」

白丸「甲種だ!しまった!マツリがなった乙種とは違って速攻で死に至るぞ!!」

のて「マツリって誰なんですち・・・?」

姉「ぎゃっはっは!!これでお前は死亡だーー!!ごくろうだったな、後は俺達はちょびッツだけ攻撃してればいいんだ!ALL HAVE TO Doだぜ!」

じょうろ子「く・・・このままでは・・・っ」

姉「さあて、つみだ。」

じょうろ子「ここまでですね・・・。潔く・・・派手に遅漏(ちろう)。」

優明「散ろうだろぉがぁぁああああ!!危機一髪だからってこれ見よがしに下ネタ噴射すんな!!」

のて「噴射だなんて・・・優明エロいですち」

紗代菜「え?え?えろいって、なんで?????なにが???」

じょうろ子「・・・私・・・気づいてしまったんです・・・。特にギャグが思いつかなくても、とりあえずパロディを入れてきゃぁおもしろくなるって・・・。」

優明「それに気づいちゃだめだろ!!」

じょうろ子「それだけではありません・・・。この、危機を乗り超える方法も思いつきました・・・。はさみ姉妹さん、貴方たちの負けです。」

ビシィ! 遠くで様子をうかがっているはさみ姉妹を指差す。

白丸「この状況で、一体どんな勝つ方法があるってんだ!!?」

妹「・・・ふっ、くすくすくす!頭がおかしくなってしまったのではありませんの?ここから逆転するだなんて!笑止千万ですわ!おーほっほ!ねぇ?お姉?」

のて「おーほっほなんてタカビー笑いをリアルで聴いたの、初めてですち・・・。感・動」

優明「なぁにを言ってる・・・。まぁ俺達リアルじゃないけどな・・・。」

姉「おい、妹。そんな笑っていられる状況じゃねぇかもしれねぇ。あいつの目を見てみやがれ・・・。あれは、本気の目だ。数々の戦いをくぐり抜けてきた俺にはわかるぜ・・・!これは、さっさと止めを刺さないと、・・・・殺られる!!」

妹「まっま・・・確かに、そんな目ですわね・・・。そういえば彼女はまだ能力を使っていませんわ・・・。用心に越したことはありません、お姉!最終必殺技でけりを付けようでありませんか!」

姉「言われなくてもぉ、わかっているぅ。」

優明「なんで若本節なんだ・・・・。ぶるるるぁ」

のて「ちょうど作者がはまっているからにぃ、他ぁならない。フグ田くぅん。」

紗代菜「アナゴさんだ!」

優明「ちょえwwwのてうますぎwwww」

白丸「声変えるのは俺の専売特許なのに・・・。」

優明「そういう貴様はなんで千葉紗子なんだぁぁ!!!」

白丸「撲殺天使ドクロちゃんに俺がハマっているだけのこと。」

紗代菜「あれ?ドクロちゃんは堀江由衣じゃなかった??」

のて「ああ、それはドラマCDだけですち。紗代菜ちんなかなかコアですちね・・・?」

優明「なんでお前らオタクになってるんだ・・・・。」

姉妹「「くらえ!」」

「「合体!!最終必殺技!!ローリング・アップル!!」」


のて「ローリングアッポォ・・・?ころがる・・りんご・・・亭?」

優明「なんでお前オタクになってるんだ・・・。プリホリ知ってんのかよ。それとなんかお前発音むちゃくちゃいいな。」

のて「だってのて帰国子女でちから。北朝鮮からの。」

優明「マジすかーーーー。なんでそれで英語の発音がよくなるんだニダ」

のて「イルボンヌンワサビオッテヨ?(日本のワサビは好きですか?)」

優明「どおでもええーーー!!っていうかそれ作者が唯一しゃべれる韓国語じゃん!」

のて「でち。ほらほら、そんなこと言ってる間に、はさみ姉妹が転がりだしたですち。」

姉妹「「くらええええ!!!のですわぁぁ!!!この高速回転でお前を千切りにしてやるぅう!!ですわぁぁ!!」」

じょうろ子「フ!甘いです!!」

バッ!!

姉「な!?マルパスのせいでジャンプをする気力なんてもう残ってるはずが・・・!?一体どうして!?」

じょうろ子「そして、これをくらいなさい!瞬間・接着剤!!」

優明「ワザ名つけろよ・・・・。」

べちゃぁぁぁぁ!!

妹「きゃぁぁああ!?なんですの!?このベタベタした液体は!?」

優明「だから瞬間接着剤だろ・・・。」

姉「どうしてだ!?瞬間的に俺達の体がくっついちまってはなれねぇ!!貴様、何をかけた!!??」

優明「だから瞬間接着剤だろ!!!!」

のて「何キレてるですち・・・?」

紗代菜「紗代、すぐキレる人あんまり好きじゃない」

白丸「ゴミムシ以下だな。」

優明「うええええお前らひでえよ・・・。紗代も少しキャラ違うしよ・・・。ゴミ以下じゃなくてゴミムシかよ・・・ゴミムシってマイナーすぎてどんな虫か想像できねぇよ・・・。」

白丸「がさがさ、かさかさ」

優明「なんだ?白丸。」

白丸「いや、ゴミムシの這う音を忠実に再現したらどんな虫か優明が想像できるかなーと思って!紗代、頑張っちゃった!!」

紗代菜「白丸くんは紗代じゃない」

優明「そんな音どんな虫も一緒でしょ!?そんなことより、じょうろ子がどうしてマルパスを破ったのか聞こうじゃないか」

じょうろ子「もう、話していいですか・・・?戦いの間に色々な漫才はさむのやめてくれませんか・・・。はさみ戦だからって。うふふ」

優明「うまくねぇよ!!」

じょうろ子「私の頭の中の液体は、好きな液体にいつでも変えることができます。これが私の能力のひとつ、『インフォームド・コンセント』です。」

優明「いやぁ、じょうろ子。その能力名は、変えたほうがいいぞー。全然、能力の説明になってないどころか医者が患者に色々教えちゃう。」

のて「うまくねぇよ!!」

優明「別にギャグは言ってねぇよ!?」

紗代菜「・・・・言ってる」

白丸「なんだか紗代が不思議系になっている。」

紗代菜「・・・そう」

白丸「これは、まるで長門ユキじゃないか!!」

紗代菜「・・・ぽんぽこたぬきさん」

のて「舞の方でちたか!!」

優明「お前らこれ以上オタクになんないでくれ・・・。俺のキャラがさらに薄くなるだろうが・・・。」

じょうろ子「あ、間違いました。正しくは、『トランスフォーム・リキッド』でした。この能力を使って・・・」

優明「どんな間違いだよ!!『フォーム』しか一致してねぇじゃねぇか!!」

じょうろ子「この能力を使って、えーとなんだっけ・・・ポリアンサス・・・の花の成分を作り出し、マルパスが体に入って即座に、そのウィルスを分解しました。その後のは全部演技です。残念でしたね。はさみさんたち。」

姉「ちきしょう・・・。でも、ポリアンサスの花の成分では解毒できないと思う・・・。まぁ、思い出せないから仕方ないな、作者が。」

のて「はにはにやったの、ずいぶん前ですちもんね・・・。」

紗代菜「はないちもんめ・・・。」

白丸「え?」

紗代菜「いや、語呂が似てたから・・・。でも、じょうろ子ちゃんすごいなー!演技で相手に最終必殺技を使うための準備の時間を作り、さらに本気の目によって二人が合体するのを誘うなんて!!」

じょうろ子「まぁ・・・あなたたちが合体するまで頑張るつもりでした・・・けど、思ったより早く合体してくれましたね。あなたたちは二人、私は一人・・・。どう考えても私が不利です。ですが、貴方たちはコンビプレイが得意です。絶対に二人が重なる技を出してくると思いました。そこをくっつけてしまえば身動きがとれなくなります。もしも相手が一人だったらこの方法は使えなかったでしょう。私のトランスフォーム・リキッドは生物にしか効果がありませんので。」

紗代菜「なるほどぉ、つまり、地面にくっつけるとか壁にくっつけちゃうとかはできなかったわけなんだ!」

のて「確かに相手が二人、だということを利用しているですち。これが・・・。『向日葵』の能力・・・!!」

優明「自分の能力だろ。なんだその驚きは。」

のて「いえ、ひまわりがまさか0歳児だったなんて・・・。」

白丸「それクレヨンしんちゃん!!」

優明「お前が突っ込むのかよ!!」

はさみ姉「・・・くそ、まけたぜ・・・。完敗だ・・・。この俺たちより強いヤツがいるなんて・・・。」

妹「まだまだでしたのね、私達。・・・じょうろ子姉さま、どうか・・・。」

姉「俺たちを弟子にしてくれ!」

じょうろ子「うんいいよ」

優明「良いのかよーーーーーーーーーーーーー!!!!!良くないでしょ!敵敵!ああもういっぱい考えといたこのお話のためのギャグがどんどんでてくるつまらないギャグのせいで消化できねぇよ!!」



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